何を中心に決めている？キャッシングの審査基準と落ちる原因

キャッシング審査で、「理由がわからないけれど審査に落ちた」という方がいらっしゃると思います。収入が不安定であったり、過去にブラックになっていたりと、明らかな理由がある場合には納得できる方も多いでしょうが、そうでないケースも多々あります。実際、キャッシングの審査基準はどうなっているのでしょうか。

まず、これがあるとNGというのが、過去の事故暦で、信用情報機関において、５～10年ほど保存されるものです。事故があると、この人に貸しても返済されるかどうかわからない、と思われてしまうため、落とされてしまいます。この事故というのは、主に債務整理において利息減額などを行ったケースや、３ヶ月以上、返済が滞ったケース、自己破産などで結局返済しなかったケースなどです。

次に、収入ですが、銀行系のような総量規制対象外の機関、低額の借入、住宅ローンなどの有担保のケースを除くと、年収の３分の１以上の金額を借りることはできません。ですから、収入証明ができない、あるいは証明した金額で、年収の３分の１以上を借りる申請を出している場合には、断られてしまいます。また、在籍確認でその所属が確認できなかった場合や、勤続年数が短い場合などに、落ちることがあります。

同様に、他の機関から借入がある場合、あるいは借入そのものはなくても、いつでも借りられる状況（キャッシング用のカードを持っているなど）がある場合には、そうした状況が考慮され、借りられないケースがあります。短期間に複数のカードをつくっている場合なども、警戒される場合があります。

審査基準は金融機関によって、他にもありますが、上記のような点に問題があると、借入は難しくなります。また、アルバイトの場合、学生（アルバイトはしている）の場合など、一見、どうかと思われるような条件であっても、貸してくれる業者は存在しますが、20歳未満は基本的に借りられませんし、高齢者の場合、法律で許可された特定の機関からのみ借入が可能ということもあります。

逆に、普通なら借りられないような条件のはずなのに貸してくれると言う業者さんは、闇金融である危険性が高いですので、ご注意ください。