キャッシングをする際に気をつけたいこと~返済を見越して借りる~

キャッシングをするということは、お金を借りるということですから、当然、返さなければなりません。本当に一時的なキャッシングであれば、たとえば次の給料の時に、またボーナスの時に、カードローンで金額が大きくなれば、何回かに分けてでも、払うことができるという前提もあるはずですが、病気になったフリーターが、今月の生活費が足りないから借金をする場合など、生活費の補填をするためのキャッシングであれば、返済の当てがないと言えます。

このような、返済できる当てのない借金は、どんな状況であれ、つくるべきではありません。自らを地獄へと追いやる行為です。返済できない可能性が高い場合は、両親や行政に相談するなど、利息をつけて返済しなくても良い条件で、お金を用意する必要があります。

上記のフリーターのケースですと、職業がフリーターであるという時点で、なかなか銀行の審査などに通らないという状況になっているでしょう。高額の利子をつけて返済するのが困難な人であればあるほど、高い利率でないと貸してもらえないということは、往々にしてあるのです。もし、自分が借金をする時に、利息が18%、20%などとなってしまったら、これは借りないほうが良いケースかもしれないのです。

借りる金額は小額でも、20%を超える利息は違法です。また、かねてより高利貸しと言われるものは、トイチ、トサン、トゴなどと言われる、10日で何割という利息がつくようなシステムを設定している場合があります。こうした利率は違法ですが、闇金融では実際に採用されている方法です。低金利、無担保、無審査などと謳っていながらこのような高金利をむさぼるのが高利貸しであり、利息が膨れ上がっていくことで、返済が非常に困難になってしまうので、くれぐれもご注意ください。

一般的なキャッシングの返済は、できるだけ早い日程での、ATMからの振込みが便利です。窓口で返済することが可能な金融機関もありますが、ATMを利用すれば、世間体を気にすることなく、また遠い窓口に出向く必要もなく、気軽に返済ができます。

事前に利息を確認した上で、きちんと返済できる条件を整えてから、キャッシングを利用するようにしてください。審査に通らない場合、返せない可能性も高いですから、無理にキャッシングをしようとせず、別の資金調達方法をご検討ください。

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