初めてのフランス料理レストランはキャッシングで見栄を張った思い出

三重県在住 F.Rさん(37歳)
すごい昔のことを思い出してしまいました。たまたま老舗のフランス料理屋の前を通ることがあったので「ああ、そういえばここに来たなぁ」ということを思い出したのです。昔はこういうところでデートをするのが当たり前でしたが、今はこだわったレストランは避けられがちみたいですね。

私がこのフランス料理屋でデートをしたのは10年以上前のことです。あの頃は付き合っていた彼女とどこかいいところに行こうといつも考えていました。けれどもネックになるのはお金のことで、私はお金さえあればどこでも連れていけるのに、そう思っていたのです。

そこで一度だけでいいから少しは見栄を張るかということを考えた結果、キャッシングを使うことにしました。キャッシングとはまさに男性の見栄やプライドと言ったところをうまく訴えていると思います。私もそれにまんまとはまってしまった、ということでしょうか。

なんとか一度はと考えていた、このフランス料理店も、キャッシングを利用すれば1度くらいなら簡単にやってこれます。しかもそれを分割して返していくことも、さほど難しくはありません。結果的に彼女もすごい喜んでいました。

若い頃はこうやっていくらでもできたと思いますが、今はそういうことはできません。それに女性もおそらくは30代を過ぎた当たりからこういうお金の使い方をすると「なんでそんなことにお金使うの?勿体無いでしょ」と現実的なことを言ってくるでしょう。

まぁ女性に男のプライドについてわかるわけがないので、わからないことは仕方ないかなと思います。また私個人としては、キャッシングをしてまで無理やり高級店に行ったことは、悪いことではなかったと思っています。なぜなら、今でもこのお店に行ったことはいい思い出として残っているからです。

思い出や記憶というのはお金に変えることができません。それを残せるなら、キャッシングとは安いものです。

閉じる