カードの使い方がわからない?キャッシングとクレジットの基本

時々、クレジットとキャッシングのカードはどう違うのか、などの質問をされる方がいらっしゃいます。もちろん、デザインなどは会社によって異なりますし、問題ではありませんが、使い方がわからないと、これらを上手に利用することができません。

クレジットカードをつくる場合、そのカードには2種類あります。1つは、ショッピングの際のクレジットのみの機能を持つカードで、ポイントなどはつきますが、キャッシングができないカードです。そのショッピング枠は、会社による差はありますが、10万、50万、100万などから選ぶことになります。当然ですが、高額なショッピング枠を設定しようとするほど、審査が厳しくなります。また、上手にこの枠を利用し、滞りなく支払いをしていると、ショッピング枠を拡張してもらえる場合があります。

ショッピング枠は、お買い物だけでなく、水道代や光熱費の支払い、携帯電話などの料金の支払いにも利用できます。インターネット上でのお買い物には、クレジットカードの表に書かれた番号、名義の他に、裏に書かれた下3~4桁の数字も必要ですし、事前に設定したパスワードなどを求められることもあります。

別のクレジットカードは、キャッシング枠を併せ持つタイプです。ショッピング枠のみのカードと異なり、現金をそのまま引き出すことができるカードなので、その分、審査は厳しくなります。もちろん、上記のカード同様、ショッピングにも利用できます。

消費者金融などで発行されるキャッシングのカードは、クレジットカードのようにショッピングに用いるものではなく、キャッシングのみに利用します。もちろん、各社の審査を通過しなければ、このようなカードをつくることはできません。

クレジットカードでショッピングをする場合も、店頭では暗証番号を求められることがあります。同様に、キャッシングを利用する際にも、4桁の暗証番号を求められることが多く、この暗証番号をどこかで知られて悪用されてしまった場合、保険が利かないケースもありますので、わかりやすい誕生日などを用いてはいけません。

また、海外に持ち出す場合には、ATMなどでキャッシングした際に、暗証番号の情報まで盗まれてしまうケースがあるようですので、ご注意ください。この場合、大手の会社のほうが、補償してくれる可能性が高いです。不安な方は、事前に金融機関に問い合わせた上で、カードを作成するほうが良いでしょう。

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