万が一遅延してしまったら!キャッシング利用で気をつけたいこと

キャッシングを利用した際に、返済が遅延してしまうと、俗に言うブラックリストに載った状態になってしまう場合があります。通常、遅延が3ヶ月以内であれば、催促状が届く程度で済みますが、これ以上、遅延した場合には、まずブラック扱いになったと思ってください。

遅延により、ブラック扱いになってしまった場合、新たな借り入れは、まず、難しいと思ったほうが良いです。まともな金融機関は、このブラック状態の方に、融資をしようとは思いません。また、新たなカードをつくることもできなくなりますし、手持ちのカードも利用できなくなってしまいます。ですから、この場合、返済に困っても、債務整理、自己破産などをする他、ありません。下手に借り替えなどしようとしても、闇金融に捕まってしまう危険性が高いですので、くれぐれもご注意ください。

ただ、このブラック扱いは、一生続くということはありません。もちろん、事故を起こした当該カードなどは、その後も利用できないケースが多いですが、信用情報機関の情報は、カードローンなら完済後、5~7年、小額のキャッシングでは2年ほどで消えますので、その後は新たなカードをつくり、借金もできます。その間にお金が必要になっても、借りることはできません。生活ができないほどでしたら、生活保護の申請をするか、アルバイトなどを増やす、あるいはもう少しお給料の良い仕事に就く他、ありません。

このような事態に陥らないためには、最初に借りる時に、生活費などに当てる目的で借りるということがあると、返せるほどの収入がないということになり、遅延しやすくなります。ですから、最初に借りる時点で、そのような状況にあれば、まずは行政のほうに相談したほうが良いでしょう。クレジットのキャッシング枠などを利用してのキャッシングは気軽にできてしまうため、つい使ってしまいたくなるかもしれませんが、返せないものは借りないことです。

それでも尚、何かの理由で返済が滞りそうな場合には、できる限り3ヶ月も溜め込まないこと、キャッシングと名がついていてもカードローンであれば、早めに取引記録を取り寄せ、過払い分が発生していないかを確認することなどが大切です。

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