借金は不安、というあなたへ!失敗しない借り方、教えます

借金が不安だ、という理由は様々でしょうが、やはり多くの人が不安になる要素としては、闇金融に引っかからないか、サラ金で借りて返せなくなるのではないか、などでしょう。けれども、その実態を知っていることで、どう対応すれば良いかがわかりますから、不安もだいぶ和らぐことと思います。

まず、闇金融についてですが、これにはいくつか種類があります。いわゆる高利貸しと言われる、10日で何割という金利をつけて貸す業者や、紹介屋と言われる、借りられる業者を紹介すると言って、高額な手数料を取る業者、買い取り屋という、クレジットカードで高額な商品を買わせて、それを安い金額で買い取るという業者などが存在します。このような業者の手口というのは、甘い言葉で困っている人を誘惑するものですから、たとえば高利貸しは、金利が安いと言いますし、紹介屋なら、絶対借りられる、などの言葉を使って誘惑します。また、買い取り屋なら、一見、買い取ってお金を出してくれるように見えます。

闇金融の業者は、登録番号の( )内の数字が1であったり、そもそも登録をしていなかったりします。また、090金融と言われる、広告にも携帯電話の番号しか載せていないような業者が存在しますが、こうしたものは闇金融を疑いましょう。それでも尚、引っかかってしまった場合には、相手も犯罪をしているわけですから、こちらも支払う義務はないと心得ておきましょう。実際、裁判でそのような判例があったようですので、弁護士に相談するなり、裁判所に持ち込むなりしてしまいましょう。

消費者金融の場合には、上記の場合とは事情が異なりますが、やはり金利が高めに設定されてしまうケースが存在します。現在、金利の上限は20%/年となっており、以前のように29%などの金利がつくことはなくなっています。ただ、いくら減っているとはいえ、未だにグレーゾーンと呼ばれる部分が残っているのも事実です。金利は、10万未満で20%、100万未満で18%、それ以上なら15%という上限が定められています。これを超えて付加された金利の分は、本来、払わなくて良い利息ということになります。

いくら払っても返しきれない、返済が苦しい、と感じたら、利息の引き直し計算をすると、過払い分が生じている場合があります。この過払い分は、弁護士などに仲介を依頼し、過払い請求をすることで、手元に戻ってきます。

それでも、できることなら、最初に借りる段階で、きちんと金融機関を選んでおきたいですよね。そこで、まずは借りる前にきちんと下調べをしましょう。口コミ情報のサイトやランキング、金融商品に関するブログを複数調べ、どこの金融機関の評判が良いのか、悪いのか、など、情報を集めます。借りる際にも、担当者と、金利の相談をきちんと行い、それから借りるようにしましょう。

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